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グリーン・ゾーン(Green Zone:2010年:米) [Movie(映画・DVD)]

ジャーナリストであるラジャフ・チャンドラセカランの2006年の著書『インペリアル・ライフ・イン・ザ・エメラルド・シティ』を元にした映画。主演マッド・デイモン、監督ポール・グリーーングラス。

暫定政権下にあるイラクにあって、大量破壊兵器を探すロイ・ミラー(マッド・デイモン)率いるMET隊(移動捜索班)は、当局からの情報を頼りに捜索を繰り返すが、いつも発見にはいたらない。ロイはそんな状況にいらだちと情報への不信感を抱き始める。

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そんなときロイはアメリカ国防総省のバグダッド駐在高官クラーク・パウンドストーン(グレッグ・キニア)と対立するCIAの諜報部員マーティ・ブラウン(ブレンダン・グリーソン)から情報源捜査への協力を求められるのであった。

この作品は湾岸戦争後も反米の姿勢を貫くフセイン政権に対し、「大量破壊兵器」の保持を理由にイラクに侵攻したアメリカだが、その後の調査で大量破壊兵器が発見されなかったことからくる「ねつ造説」を映画化したものだ。

いわば、自由の名のもとに一国の政治に軍事介入し、その政権を倒すという行為が、正当な理由なく行われてしまった史実に切り込んだ作品で、アクション映画でありながら政治的な色合いが強く、残念ながら興行的には振るわなかったようである。

マッド・デイモンを主演に据え、シナリオも巧妙に描かれておりエンタメ性を保っているだけにもう少し注目されてもよかった作品だと思うが、やはり米国では自らの失態をこのように描かれたものを素直に受け入れがたかったのだろう。

第一次世界大戦はセルビア皇太子が暗殺されたことに端を発する。日中戦争も柳条湖でにらみ合う日中いずれかの発砲によって事が起きた。

戦争は避けようとする力と起こそうという力の均衡が破れたときに起こる。既に準備を整えた側は今か今かと「きっかけ」を欲しているのだ。そしてそれはどんな些細なキッカケも見逃さない。時には自分できっかけをつくるという恐ろしさも秘めているのだ。 


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XPERIA

こんばんは。
訪問&nice有り難うございます!

by XPERIA (2014-03-25 18:21) 

hirochiki

こんばんは。
ご訪問 & (^^)v ありがとうございました。
by hirochiki (2014-03-25 19:00) 

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